Invitation to the Jazz Live
Report 63
学習院中等科
宮間利之とニューハード 学校音楽鑑賞会


堂にいった生徒たちの競演「マンボNo5」

 宮間利之とニューハードは、1973年以来全国の小・中・高校生のためのビッグバンド・ジャズ学校音楽鑑賞会を継続的に、かつ精力的に行っている。今日まで芸術文化振興基金助成事業の一環として、日本全国数多くの中・高等学校に出向き、音楽教育はもとより児童・生徒の情操教育にも貢献している。

 ニューハードの数多い学校音楽鑑賞会の中で、今年最後の「学習院中等科」を取材させてもらった。会場は学習院キャンパス内にある学習院創立百周年記念会館正堂。
 内容はジャズの歴史に沿った充実した構成で中等科の生徒たちはもちろん父兄も楽しいジャズ音楽を楽しんでいた。ジャズの生演奏は本来演奏者、聴衆が一体となって盛り上がるものである。学習院中等科の生徒たちは私語などは全くなくこの一体感を最後まで演じていた。自然に手拍子が起こり宮間利之の解説、というよりいち早くジャズの楽しさを会得して体でリズムをとっていた。耳で聴き、目で聴き、さらに体で聴くジャズライブの楽しさをよく理解していたと思う。生徒達はみな行儀がよく普段とは少し趣の違った音楽にも耳を貸す何かを得たことだろう。

ソロプレイリーダー宮間利之

 フォービートのスイングからロック、ラテンのリズムにのってサックスやトランペット、トロンボーンが分厚いサウンドでアンサンブルを吹きまくり、そこに各管楽器のソロがジャズの醍醐味であるアドリブを披露する、いわゆるビッグバンドジャズの楽しさをバンマスの宮間利之が詳しく解説しながら進行していく、さらにはジャズの歴史とその時代背景を解説し、その時代の代表的なナンバーを演奏する。途中では各楽器のもつ個性的な音色を各プレーヤーが短いソロで演奏披露し、ジャズを楽しみながら音楽の基礎、歴史、クラシック音楽との違いなどが自然に心に残るうまい構成はいつもと変わらない。宮間利之の解説もやさしい言葉で聞きやすくこの事業の経験の長さがそうさせるのであろう。父兄席もかなりの席が埋まっていた。

 会場の創立百周年記念会館は1、200人を収容できる堂々たる大ホールで、キャンパス内にこれだけのホールをもつ学園はそれほど多くはない。16 Dec 2003 T.Kubo


 問合せ Tel 03-3403-0565(代) Fax 03-3403-0525 (有)ニューハード音楽事務所
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