宮間利之&ニューハード
7 March 2004
西東京市ジャズフェスティバル
こもれびホール



 西東京市ジャズフェスティバル(市誕生3周年記念事業)
 西東京市は旧田無市・保谷市が合併して3年前にできた新しい市である。この3周年記念事業の一環として3月6・7日の2日間、市役所の隣「こもれびホール」でジャズフェスティバルが開催された。7日の日曜日はビッグバンドジャズの祭典、第一部はアマチュア・ビッグバンドによる演奏、第二部でニューハードがこの祭典を締めくくった。各バンド共、デューク・エリントンのテーマ曲とも言われるジャズの定番「Take the A Train」を課題曲として演奏した。出演バンドは、アーリーモーニン・ラテン&ジャズオーケストラ、ジョリーウエスト・ジャズオーケストラとノーザンシックス・ビッグバンド。
 各バンド共練習の成果がわかるいい演奏をしていた。3年前に発足して毎週練習に励んだという各楽団、それなりにビッグバンド・ジャズやラテンを楽しませる技量を持っている。フルバンドの構成はデューク・エリントンに始まって、カウントベイシー、ウディハーマンやスタンケントンなど多くの楽団によって長い歴史のうちに17人編成が定着していった経緯があるものと思う。これより多くても、少なくてもゴージャスなサウンドは得られないというファンもいるくらいだ。この編成を大きく逸脱すると、アマチュア楽団では仕方のないことだが、どうしてもアンサンブルが弱くなり、音が散漫になって耳の肥えたジャズファンを満足させることはできないだろう。5本のサックスがきれいなハーモニーを取るにはプロでも至難の業である。4本のトロンボーン、トランペットもしかりだ。日ごろの練習の積み重ねに加えてミュージシャンの息の合った間合いが要求されるのである。
 MCの石尾和子はジャズに詳しく、気持ちのいいさわやかな司会が印象に残った。第二部のニューハードの演奏は、リーダー宮間利之が「今日は各楽器がよくヌケていた」というだけ有って、最後までメリハリの効いたサウンドを響かせていた。西東京市民のジャズ熱は高く、切符は早々に完売、630席の大ホールはほぼ満席だった。2004/3/7 T.Kubo

演奏曲目
   NEWHERD THEME (ニューハード・テーマ)
M1 Take the A Train (A列車で行こう)
M2 Night in Tunisia (チュニジアの夜)
M3 A Nice GUY from Ipanema (イパネマの娘)
M4 A Love Supreme (至上の愛)
M5 振袖は泣く
M6 La FIESTA (ラ・フィエスタ)
   NEWHERD THEME (ニューハード・テーマ)


バリトンサックス・大野憲一郎のソロ
 Members
(Tp) 竹田恒夫・牧原正洋・岸 義和・伊勢秀一郎
(Tb) 片岡輝彦・三塚知貴・溝田聡・岡田澄雄
(Sax) 鈴木圭(ts)・川村裕司(ts)・今尾敏道(as)・海付 豊(as)・ 大野憲一郎(bs)
(Drs) 坂田稔
(P.f) 松本全芸
(Bs) 増根哲也
(Gf) 塩崎浩二


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