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エドロムニーをもっとよく知るには

 エドはカメラ修理関係以外にも「エド・ロムニーと彼のカメラ(自叙伝)」を出しています。面白くてちょっと変わった本で彼の経歴なども紹介されています。この小冊子にはアンティックカメラで撮られたたくさんの古い写真が載っています。またロムニーの有名な本 「LIVING WELL ON PRACTICALLY NOTHING」にはロムニーのケチンボ哲学を紹介しています。インターネットにはこの本についての意見がたくさんあります。中古カメラディラーについて詳しく書かれた「ROMNEY DEALER TEXT」があります。この本は1977年に初版が出ましたが、中古カメラやクラシックカメラの値打ちを正確に予測しています。この本を買った人はずいぶんお金を儲けたことでしょう。


カメラリペアーに関する秘訣

  1. ほとんどのカメラは修理部品は必要ない。たいてい部品はやすりをかけたり、曲げたりして直すことができる。
  2. たいていの動かなくなったカメラはバラさなくても直る。プレートやカバーを外しトリコロール系溶液を可動部分にスプレーすればOK。
  3. 電気カメラや露出計の故障は単に電池やスイッチの接触不良が多い。大げさに考えずにコンタクトブラシで簡単に直ることが多い。
  4. たいていの一眼レフのミラーはカメラをバラさなくてもピンセットなどで簡単に取り外すことができる。
  5. カメラをバラすためのネジは革の下に隠れていることが多く、はがせばネジが見える。たまには銘板の下に隠れていることもある。
  6. 油はやりすぎないこと。カメラオイルは特別な時計オイルが一番。
  7. カメラパーツを探すことは難しくない。ジャンクカメラをばらせば取れる。多くの部品は異機種間でも共通に使えることが多い。
  8. レンズのガラスのカビ取りには家庭用アンモニアと過酸化水素を混ぜたものが有効。使う直前に混ぜること。Windexはどのクリーナーよりすぐれている。
  9. カメラの光漏れはスポンジ状のライトシールが劣化したときに起こることが多い。補修にはマウスパッドやスキューバダイビングスーツの切れ端が使えることもある。
  10. 布幕シャッターのカメラの中には年が経つににつれて「チュウチュウ」と布の擦れる音が酷くなるカメラがある。カメラの裏蓋を開けて布幕(2枚)にシリコンスプレーを吹き付けるとたいてい静かになる。シビアーな場合は、前からもスプレーしてみる。ただしミラーやピントスクリーンには絶対スプレーがかからないようにすること。
  まだまだあります、ベーシックトレーニングにはこんな秘訣が載っています。

どんなカメラがベストか

 低価格帯のカメラの中ではペンタックスIQズーム928が目立っています。キャノンやミノルタにもすぐれたものがあります。製造中止になったオリンパスXAはプロ級のすぐれた小型カメラです。

 ライカRFカメラは素晴らしいけれどもコストに問題あり。35mmSLRカメラの中ではペンタックススポットマチックやK1000、あるいはこれらと同等のスクリューマウントカメラメーカーのもの、オリンパスOM-1、OM-2、ミノルタSRTシリーズ、キャノンFT、FTb、AE1、ニコマート、ニコンF2とFMなどはコンディションが良ければベストといえるでしょう。これらのカメラは100ドル以下ですがきっと将来価値は上がるでしょう。新しいタムロンの全てのレンズはこれらの古いカメラに使えます。

 ヤシカFX-3はよくできた新しいカメラです。キャノンF-1, EOS、ニコンF3とF4は人気カメラで大金をかけてでも速写が必要な人に好まれています。

 ローコストの中版カメラや大版カメラはどんな35ミリカメラよりもシャープに写ることを覚えておいてください。ヤシカマット124-Gはいいですね。このカメラはどれと比べても競争になります。ローライフレックスTLR、M645、ペンタックス67、スーパーイコンタAまたはC、それにスピード、クラウングラフィックなどもいいカメラです。

 コダックの3AホールディングカメラについているF7.7(4枚レンズ)と多くのエクザクタは十分競争力があります。マミヤ6と67はハイグレードでハイプライスのカメラです。

 ハッセルブラッドは大変いいカメラですが価格が問題です。ちょっと高嶺の花です。ハッセルブラッドのフォーカルプレーンシャッターはデリケートなものがあります。



いいカメラとは・・・

 現在では、35mmカメラは中心で60本/mm、4隅で40本/mmの解像力が普通です。次の写真は古いカメラで撮ったテストサンプルです。

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 小さい方の人のイメージは私(エド)が撮ったネガの右下コーナーを100倍に伸ばしたものです。ネガではこの人物のイメージは0.7mmしかありません。100倍に伸ばしたプリントでは、彼の高さは70mmになります。あなたのモニターでは、この人物の高さはのスクリーンサイズによって違ってくるでしょうね。
 使ったカメラは1930年代のライカIIIa、レンズは1950年代のロシア製ジュピター50mmF2です。このライカは、私自身が私の本に従ってオーバーホールしたものです。1950年代、あるいはそれ以降のカメラはオーバーホールすると見違えるほどよくなります。オーバーホールしてもダメなカメラは、多分不注意に修理したり、ぶつけたり、落としたことのあるからでしょう。時が経ってもカメラといものはそれほど進歩しているものではありません。



15ドルのカメラで撮った写真・・・



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 これは15ドルで買ったアーガスAで1999年に撮った写真です。このカメラはクリーニング、注油、調整のあと、私のRevised Basic Training bookの方法でフォーカスチェックしたものです。F4.5アナスチグマットレンズと1/200秒までのシャッターがついています。1/25秒、F9.5、TMAXでオールドカーをスナップしました。このアーガスは1939年当時、新品価格10ドルで売られていました。写っている車は、近所の1948年製ポンティアックで、もちろん今も現役で乗られています。上のライカで撮ったリバーの写真ほどシャープさはなくても、この種の写真としては描写力は十分です。今でもアーガスはマニュアル撮影できる人には実用的なカメラです。


Ed and Sara Romney
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