Invitation to the Jazz Live
Report 69
2004 Nov 10 Live ビル・ワトラス イン さくらんぼ


 

 日中は20℃を越える暖かい一日だった。あのビル・ワトラスが再びさくらんぼにやってきた。
 1997年に来日したとき最初のさくらんぼライブがあり、この様子は今でも「伝説のライブ」としてトロンボーン関係者の間で語り継がれている。ワトラス人気は全く衰えを知らない。9月に予約を開始して60の予約席はすぐに売り切れ、「立見でも」という熱心なお客さんも40名を越えて今日を迎えた。 今回、他のライブ(コンサート)はアマチュアバンドなどへのゲスト出演が多い中、トップクラスのメンバーによる本格的なジャズライブはさくらんぼだけだったことも超満員になった要因のひとつだろう。以下は今回のビル・ワトラス日本公演を企画したワールド・プロジクト・ジャパンの黒坂洋介氏から頂いたレポートの一部である。

 第1セッ
  Namely You
  Lush Life
  Once I Loved
  ここから片岡雄三氏が加わります。ビルの発音が「ユウゾウ・カラオーケ」に聞こえて、
 店内は明るい雰囲気に 包まれました。
  There Is No Greater Love
  My Buddy (ビルは歌と口笛ソロを披露)
  歌はビルが1967年カーネギーホールでチェット・ベイカー(tp)と競演したときに歌ったヴォーカル。
  Lester Leaps in

 第2セット
  All The Things You Are
  No More Blues
  ここでゲストとして、若手トロンボーン・プレイヤーの 溝田聡氏が加わりました。
  Straight No Chaser(ビルはスキャットを披露)
  さらにアンコールでは横浜レッド・シューズ(ビッグバンド)のバンマス三田治美氏、
  マスターの岡田澄雄氏も加わり、4トロンボーン+ワトラスで以下の2曲の熱演で幕を閉
  じました。
  My Way
  What A Wonderful World
 あとで聞いた話ですが、ビル自身「All The Things You Are」と「No More Blues」は会心の
 デキだったようです。7年前を超える熱気と興奮。今宵のさくらんぼライブは、これからまた、
長く語り継がれることでしょう。(Thanks Mr. Kurosaka)

 途中で帰るお客さんは一人もなくほとんど全員が最後まで魅惑のトロンボーンに聞きほれていた。 CDを買ったお客さんも多くサインの列は1時間経ってもまだ続いていた。気さくな紳士は一人一人に声をかけ、握手、写真撮影にも気軽に応じていた。

 出口に置かれた「新潟県中越地震の義援金」の金魚鉢には1万7千円を超える募金が入っていた。さくらんぼのママとマスターが端数を加えて1万9千円にし、日本赤十字経由で現地に送られた。
 協力してくださったみなさん、どうも有難うございました。 10 Nov 2004 T.Kubo



超満員のWatrous Live in SAKURANBO
 メンバー:ビル・ワトラス(tb)、片岡雄三(tb)、嶋津健一(p)、山下弘治(b)、岡田佳大(dr)
 ゲスト:溝田聡(tb)、三田治美(tb)、岡田澄雄(b-tb)


 ワールド・プロジクト・ジャパン企画のビル・ワトラス日本公演2004の総集編はここをクリック