Invitation to the Jazz Live
Report 33
2003 春のバラフェスタ・コンサート
グルー・フィールド @ 調布市神代植物園(16 May 2003)


寒い夜になったが熱演中のグルー・フィールド

 恒例のバラフェスタ・コンサートが今年も始まった。2週連続してウイークエンドに開催されるコンサートだ。春・秋の薔薇の時期にライトアップして夜も楽しんでもらおうという企画で毎回行われるジャズやクラシックのコンサートは人気があり観客も多い。コンサートのために夕刻入園するお客も多い。この時期雨に見舞われることも少なくないが、それでもコンサートに用意された席はいつも満席になる。その周りを観客がとり囲んで人垣ができるほどだ。
 この日は朝からあいにくの雨模様で開演が心配されたが、幸い夕刻には曇り空に変わった。しかし気温は上がらず、この時期としては大変寒いコンサートになった。それでも用意された80席あまりの椅子はほぼ埋まり、立ち見もちらほらいたようだ。
 グルー・フィールド(GroooField))は結成されて約1年、バンマスの溝田聡(tb)が率いる若手中心のラテン・ジャズバンドである。溝田聡は過去3回、このバラフェスタに「スライド・アライアンス」のメンバーの一人として参加している、したがってここではお馴染みのプレイヤーだ。若手トロンボーン奏者として注目され、最近では「宮間利之とニューハード」のトロンボーン奏者としても活躍している。
 メンバー:溝田聡(tb)、坂上領(fl)、井出慎二(sax)、伊藤志宏(p)、浜本銘二(b)、見谷聡一(dr)、塩谷基浩(perd)
 今夜は6時半、8時と2部構成、30分づつ2回のコンサートだ。うきうきするラテンのリズムに観客も満足していたが、もう少し気温が上がれば、踊り出す人も出てもっとノったことだろう。曲名の紹介は、急ぐことはない、もっとゆっくりはっきり言った方がウケるだろう。音楽ファンは自分の気に入った調べは曲名が知りたいものである。その方が観客も納得するだろう。殆どの曲は曲名がよくわからないままに演奏が始まる、演奏がいいだけに惜しまれる。16 May 2003 T.Kubo