Report 3

宮間利之とニューハード


宮間利之とニューハード Live Take 12

 宮間利之とニューハードといえば往年のジャズファンなら誰でも知っているビッグバンドである。ビッグバンドは維持が難しいのか最近はその数が少なくなったようだ。ニューハードはその中で結成50年を迎えて、ますます勢力的に演奏活動を続けている貴重な存在である。
 海外の有名なビッグバンドのカウントベ−シーやデュークエリントンは元祖の主(あるじ)が没したあとも演奏活動を続けている。2年に一度くらいは日本公演もあると聞く。ニューハードは主がいまだ健在なのも特筆に値する。演奏は古臭さなんか微塵もない本格的なジャズ演奏を楽しむことができる。「ニューハードにもとうとう茶髪が加わった」とは司会者の弁であるが、最近は若い奏者も加わり、さらに発展が期待できる。大いに結構なことだ。バンマスの宮間さんも笑っていた。
 昔は、ダンスホールやキャバレーなどビッグバンドの生演奏が聴けるチャンスはいくらもあったが、今は時代がすっかり様変わりして演奏の場は限られている。
演奏後の宮間さんにS嬢とのツーショットをお願いした
 東京労音のホール(R's Art Court)は小じんまりした、ジャズライブにはピッタリの空間である。山手線の新大久保駅を明治通りの方に少し歩いたところにある。

 さくらんぼのライブでジャズに目覚めて以来、神代植物公園バラ園のスライド・アライアンス(ライトアップライブ)、今回のニューハードと、最近は文化的生活(?)に浸っている。お陰で競馬はどんな馬が走っているのかわからなくなってきた。
 カメラ
 演奏に圧倒されて聞きほれていたが気を取り直して何枚かシャッターを切ってみた。今回のデジカメは140万画素のFuji FinPix 1400Z (Fujinon Zoom 6-18mm)。スナップにはコストパフォーマンスの高い機種である。このクラスは細かいマニュアルコントロールができないので、フラッシュのみオフにして、あとはオート任せの撮影である。私のシートはかなり前の方だったので全体を撮るには客席の最後部までバックせざるを得なかった。
 140万画素でもキャビネくらいなら十分観賞に耐えるプリントが得られる。2002 7 June。T.Kubo


Report 4

NHK 505 Session 宮間利之とニューハード


収録後の記念撮影の様子

 デューク・エリントンのスタンダードナンバーで始まった演奏は素晴らしかった。ビッグバンドで聴くジャズの迫力はまた格別だ。
 中でもジョン・コルトレーンの最高傑作と言われる「至上の愛」は聴き応えがあった。「承認」「決意」「追求」と「賛美」の組曲風に構成されるこの曲がビッグバンドで演奏されることはめったにない。この曲が終わった後の拍手のすごさは大変なものだった。NHKのディレクターにいつも前もって練習させられるそれよりもはるかに大きく長かった。1967年に没したジョン・コルトレーンの名曲がニューハードによってみごとに新鮮な味わいで再現され我々の胸に感動を与えてくれる。観客の多くは同じような意見であったと思う。2002 23 June T.kubo

 この日の収録は8月4日(日曜日21:00〜22:00)、8月9日(金曜日10:00〜11:00再放送)にNHK FMで放送される予定。この番組は東京渋谷のNHK放送センター505スタジオにて収録されるジャズライブをたっぷり聞かせる1時間。四半世紀の歴史をもち、小川もこ(写真左の美人)が司会進行、インタービューを努めている。
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