Invitation to the Jazz Live
Report 6
WE3、前田憲男トリオ


熱演中のWe3、今夜もサクランボは超満員
 「We3、前田憲男トリオ」
 あの凄いトリオがやってきた。
 もう半世紀もこのメンバーでやってます、とはこの夜の前田憲男さんの言葉。メンバーは前田憲男(p)、荒川康男(b)、猪俣猛(dr)のコンビ、WE3(ウイスリー)。何れも日本ジャズ界の草分け、大御所的存在といってもいいミュージシャン達だ。円熟したミュージシャンの奏でる調べは若さすら感じさせる何かを放っている。
 第1部はスタンダードナンバー、2部はほとんどリクエスト構成のライブは聴き応えのあるものだった。ピアノ、ベース、ドラムス、どれをとっても観衆をしびれさす艶やかなノートは抜群である。自然に身体がスイングしだす魔力を持っているかのようだ。おかげで写真を撮るのをすっかり忘れてしまった。2部の途中で何枚かシャッターを押してみた。
 この夜の最高齢のファンは90歳のご婦人、前列で最後までスタンダードジャズを楽しまれたようだ。この日は、各セッションのはじめにピアノの調律をするというオーナーの念の入れようである。防音工事をした直後のせいか、特にベースの歯切れのよさが光っていた。Aug 3 2002, T.Kubo





We3、前田憲男トリオ
荒川康男前田憲男猪俣猛