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ルパン・ジャッズ 大野雄二ピアノトリオ、毎週土曜日に行われるライブはこんな雰囲気だ。
ローカル(京王線柴崎駅南口)にジャズのライブハウスがある。咲蘭房(さくらんぼ)。
何気ない店内の装飾にも粋(いき)が感じられ、オーディオ装置もJBLスピーカーをはじめ世界超一級のシステムで固められ、ライブのない平日でも音質のいいジャズを楽しませてくれる。本格的な大人のサロンだ。
さくらんぼのオーナー、ジョージ・岡田(澄雄)さんは、ジャズ・ミュージシャンとして現在も引退することなく世界有数のビッグバンド「宮間利之とニューハード」のトロンボーン奏者として表舞台で活躍している。
『ジョージとは、もう25年も前なんだけど、僕のルパン三世のアルバムをいっしょにやっていた頃からのスタジオ仲間で、そんなに大きくない人だけど、もの凄い太い音を出すバストロンボーンの名手で、バストロンボーンというのは”ブリッ”とか”バリバリッ”という音がいい音なんだけどなかなかそんな凄いのを出す人はいない。バストロンボーン奏者では日本の第一人者です。』 とはここのライブに定期的に出演している人気ジャズピアニスト、作曲家でもある大野雄二さんの言葉だ。
フランクシナトラ来日公演(4回)、香港公演(1回)のバックのバストロンボーン奏者をつとめたことでもその実力が証明されている。また、若かった頃の彼は来日したジュリーロンドン(歌手)のバックをつとめたことも・・、と言えば往年のジャズファンにも名奏者であることが納得頂けることだろう。
ジャズに対するこだわりは誰にも負けない!
と、自負する岡田さんは世界の大物との共演から本物のスゴさを学び、本物を愛する心を多くの人に伝えたいと毎週土曜日にライブを開いている。有名なトッププレーヤーが続々と出演する。かつて、ジョージ・グラハム(tp)、ロイド・エリオット(tb)、ビル・ワトラス(tb)、ジョージ・ヤング(sax)、ジム・ピュー(tb)、ライマン・カイザー(tp)、ルー・タバキン(sax)それに秋吉敏子(p)、何れも世界の超一流現役プレーヤーがここに出演したというのだからスゴい。出演するミュージシャンは口ぐちに「観客の質がいい」、だから「ノれるんだょ」。本物のジャズライブがここにはある。
柴崎は京王線の中ではマイナーな駅のひとつだが魅力ある、日本有数のジャズ・スポットであることは間違いない。
アクセス:南口改札口がプロムナード。目の前、すぐわかる。さくらんぼの前が柴崎駅といった方がいいのかも知れない。